２月２５日の日曜日、かねてより「阿下喜(あげき)のおひなさま祭」を観に行く予定をしていましたが、寒いうえに、あいにく、朝から小雨でした。３月３日までの開催だが、日を改めての予定が取れないので思いきって行くことにしました。

「東員駅」からいなべ市北勢町の「阿下喜駅」まで、線路幅７６．２センチのナローゲージ単線、黄色いマッチ箱のようなかわいい三岐鉄道北勢線でガタンゴトン揺られて向かいました。

昭和の面影が残る阿下喜の町、６８軒には昭和３０年以前の御殿(ごてん)飾り、三人官女・五人ばやしが勢揃いの五段飾り、豪華な京雛(びな)、木目込み雛、吊るし雛、手作り雛などが華やかに飾られており、阿下喜会館では雛人形ピラミッドが圧巻でした。こうして雨の中１軒１軒、スタンプラリーをしながら約３時間ゆっくり見て回りました。

お昼になったので「阿下喜温泉あじさいの里」で温かいお昼を食べて、ゆっくり足湯でもして帰ろうと思っていましたが、残念ながら改修休業中でした。来年またひな祭りに来ようと思うので、その時は熱いうどんを頂こうと思いながら帰途に就きました。